学校の様子

音楽室で５の２の子供たちがいい声を響かせて歌っていました。

この単元の目標は「曲の感じや歌詞にこめられた気持ちを感じ取って歌う」です。今日の曲は、「友達」をイメージして、「元気・明るい・笑っている」などのキーワードが出されました。早速、今日のめあてを「強弱に気をつけて明るく元気に歌おう」とし、ワークシートに書き込みました。

どこの歌詞をどうのように歌うか考えながら、子供たちは笑顔で歌っていました。

５年生では多角形の図形の学習をしています。５の１では、四角形の内角の和を求める授業をしていました。

すでに三角形の内角の和を学習していて、その時のやり方を思い出しながら授業が進んでいきました。

何度になるか予想したあとに、三角形でやったように、角度を測ったり、実際に図形を切って並べて角度を確かめてみました。

 子供たちは体験しながら四角形の内角の和が何度になるのか確かめました。実際にこのように体験する活動を本校ではとても大切なことだと考えています。このあと、他の四角形でもそのことが証明できるように、切ったり測ったりしなくても説明する方法を一生懸命考えていました。

今日の朝行事に１年生を迎える会がありました。計画委員の子供たちが司会進行し始まりました。最初に６年生が１年生の手を引いて入場しました。

それぞれの学年がどこにいるか、学年の名前が呼ばれると、立って知らせてくれました。

 ２年生から１年生に朝顔の種をプレゼントしました。優しく声をかけながら手渡しました。

 続いて学年ごとに１年生にメッセージを送り、１年生も「よろしくおねがいします」と応えました。

体育館で行う迎える会は３年ぶりですが、６年生が上手にリードして、心暖まる会となりました。

今日の朝行事は、久しぶりに２年生から６年生が体育館に集まって、専門委員会紹介が行われました。

委員会ごとの５，６年生がステージに登り、仕事内容や依頼、豊富などを述べました。

それぞれの代表が聞く側に目と体を向けながら、語りかけるように表現していました。聞いている子どもたちも声を出したり、うなずきながら静かに聞いたりしている様子は立派でした。学校やクラス、友達のためにできることを進んで行う、ということは本校の学校目標の一つです。下級生はそのことに感謝の気持を持って生活できると良いと思います。最後に、司会担当から校長の話の感想をその場で考え、述べる場面があって感心しました。 

２年生の算数では、二ケタ同士の足し算の学習をします。２の１では、その問題に入る前に、二ケタと一ケタの足し算の復習をしている場面でした。

「３２個のおはじきがあります。私は７個のおはじきを持っています。合わせて何個になりますか？」担任から、「これは何算になるの？」皆一斉に「足し算」と得意そうに答えます。ところが、担任の質問は続きます。「なぜ足し算なの？」子供たちは一瞬考えましたが、すこし時間が立つと、一年生の時のことを思い出して説明しはじめました。

次に、「式と答えはどうなる？」この問いにもすぐに式と答えを確認しました。担任がさらに問いかけます。「どうやって計算したの？」。子供から「まず、２と７を足して９だから、答えは３９です。」やり方は正解ですが、担任はさらに問いかけました。「なぜ２と７を足すの？」「３と７を足してはだめなの？」またまた一瞬間が空きましたが、子供たちが「だって先生・・・」と言いながら説明し始めました。

このやり取りの中で、計算の仕方だけでなくケタの表す数字の意味や計算の仕方を改めて確認していました。二桁の足し算でも十進位取り記数法の考え方を元に、計算の意味や計算の仕方を考えていきます。子供たちが自分で説明しながら、数学的な考え方や表現力を身につける大切な時間となりました。